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素材の面白さ

カカオフルーツのチョコレート以外の用途とは?

皆さんは「カカオフルーツ」と聞いてどんなものをイメージしますか?チョコレートからの派生でカカオって言葉自体は聞いたことがあるけどどんなものかわからない人、意外にいるんじゃないですか?実は以前は私もチョコレート大好き人間なのに全く分かりませんでした笑 

そこでカカオに関して調べていくととても面白い素材だとわかってきたので紹介していきます!

  • 目次
  • ①カカオフルーツとは?
  • ②チョコレート以外の用途とは?
  • ③カカオフルーツが注目されている理由
  • ④最後に

①カカオフルーツとは?

カカオフルーツとは、ズバリ!!上の写真です!

カカオフルーツは、①カカオ豆 ②カカオポッド ③カカオハスク ④カカオパルプ から成ります。

カカオ豆は皆さんご存知ですよね!そうです、チョコレートの原料であり、これを発酵することでチョコレートが作られていきます。

カカオポッドは写真でいう、緑の分厚い殻のようなものです。

カカオハスクはカカオ豆の種皮のことで、チョコレートに使うと風味や口当たりが悪くなるので捨ててしまいます

カカオパルプは「カカオ豆を包んでいる白いヌルヌルの果肉部分」です。写真でいうと、右側の白いネチャネチャしたような気味悪い白い物体ですね。10個くらい見えます。この中にカカオ豆が数十粒入っています。

②チョコレート以外の用途とは?

これまではチョコレート製造過程でのカカオ豆の発酵の際に流れ出る果汁(カカオパルプからの)を捨てていましたが、最近ではこの果汁または果肉(カカオパルプ)を利用した商品が続々と発売されています!

GODIVAの「カカオフルーツジュース」や森永乳業の「まるごとカカオ」などですね!なぜこれほどカカオフルーツ(果肉部分)が注目されてきているのでしょうか?

③カカオフルーツ(果肉部分)が注目されている理由

1つはカカオフルーツの栄養価の高さです!ビタミン類(B1、B6)、食物繊維、ミネラル、低糖質、ポリフェノール(抗酸化作用物質)などが含まれています。現代、『食品には美味しさ・安全だけではなく、健康も求められる』ようになってきました。完全栄養食がその最たる例ですね!このような傾向だからこそ、これだけの栄養成分の含まれているカカオフルーツが最近注目されるようになってきたのだと考えられます。

2つ目は環境に配慮する必要が出てきたからです!SDGsの影響から食品ロスを減らそうとする風潮が現在とても高くなってきています。今まで廃棄していたカカオフルーツの果汁・果肉を利用した商品はまさに食品ロス削減のための施策になっていますね!!

④最後に

カカオフルーツって魅力だらけで面白い!!と少しでも思ってもらえたでしょうか。

個人的にはカカオフルーツジュース飲んだことないから飲んでみたいなーと思ったし、しかもカカオパルプ(果肉)はライチのような爽やかな甘酸っぱさがあるそうなので是非とも食べたい!!

カカオって学名でTheobroma cacao(テオブロマ カカオ)といって、ギリシャ語で「神の食べ物」を意味するんだって。

それじゃあまた次回!バイバイ!!